
職業相談って実績になるみたいだけど、何を聞けばいいのかな。
話が長くなって応募することになったり、面倒くさいことにならないのかな。
ハローワークで職業相談を申し込んで相談すると、その日のうちに実績作りできます。1回の職業相談が求職活動実績1回分になります。職業相談では、求職に関することなら何でも相談できます。
仕事を紹介してもらうのではなく、求人票の不明点ついて相談するのが簡便です。
この記事では、職業相談のやり方・手順、さらに職業相談を手短に済ませるコツついても解説します。
目次
ハローワーク職業相談とは
- 職業相談すれば求職活動実績になる。
- 相談は無料。予約は不要。
- 最終の受付時間は16時であるところが多い。
- 持ち物は、ハローワークカードと雇用保険受給資格者証。
- ハローワークならどこでも利用可能。
ハローワーク職業相談とは、求職者の就職支援をする目的でハローワークが開設している相談窓口です。
就職の悩み、職業の適性、仕事の紹介など、求職活動に関することならなんでも幅広く相談できます。
1回の職業相談が求職活動実績1回分になります。
職業相談はハローワークの求職活動の1つであり、必ず実績になる活動だからです。
職業相談の持ち物・必要なもの
- ハローワークカード(利用者カード)
- 雇用保険受給資格者証
- 求人票(気になる求人がある場合)
ハローワークの職業相談に行くときの持ち物は、ハローワークカードと雇用保険受給資格者証です。
求人票は必須ではありませんが、気になる求人がある場合は、あらかじめ求人パソコンでプリントしておくと相談がスムーズです。
プリントした求人票を職業相談に持ち込めば、その求人について突っ込んで相談できます。

ボールペンは、相談窓口でも貸してもらえます。

相談が終わると雇用保険受給資格者証にスタンプを押してもらえます。このスタンプは求職活動実績の証明になります。持参を忘れずに。
職業相談に予約はいらない
ハローワークの職業相談は、基本的には予約はいらないです。
ハローワークに行って受付で申し込めば、その日のうちに相談できます。
ただし、ハローワークが混雑しているときは、別な日を指定されることがあります。

最終の受付時間はハローワークによって違いますが、多くは16時までです。
職業相談はどこのハローワークでもよい
ハローワーク職業相談は、ハローワークであればどこでも相談に利用できます。家から近いハローワークでも大丈夫です。
さらに、ハローワークの出先機関(しごとセンター、ワークサポート、就職情報室など)でも職業相談できます。
職業相談で実績作りの流れ
- ハローワークの受付でパソコン求人検索の利用を申し出て、求人票をプリントする。
パソコンで求人検索したいです。
- 求人票を持って再びハローワークの受付に行き、職業相談を申し込む。
この求人について相談したいです。
- 職業相談で相談員に求人票を見せながら、求人への応募人数を質問する。
この求人なんですけど、何人くらい応募してるかわかりますか?
- 応募人数を教えてもらったら、お礼を言って相談を終わりにする。
ありがとうございました。家に持ち帰って検討してみます。
あとは、雇用保険受給資格者証に押印をもらって、実績作りは完了です。
職業相談では何をするのか
職業相談では、求職に関することなら何でも相談できます。
何でも…と言われても何を相談すればいいのか、困るかもしれません。ヘタなことを質問したせいで相談が長引いても面倒です。
そこで、仕事を紹介してもらう相談をするのではなく、求人票に書いてあることの不明点について相談をするのが簡便です。
職業相談を手短に済ませるコツ
職業相談が短時間で済む方法は、求人票の応募人数を聞くことです。相談員に求人票を見せながら、

この求人票なんですけど、何人くらい応募してるかわかりますか?
…と質問します。
すると、相談員がその場で調べてくれて、現時点の応募人数を教えてくれます。教えてもらったら、お礼を言って相談を終わらせます。これなら相談にかかる時間は5分くらいです。
ハローワークの求人の応募人数は公開されていません。でも相談員は調べることができるのです。応募人数を検討材料にするためには、職業相談を利用して相談員から聞き出すしか方法がないわけです。
なので、次の心づもりで相談に行けば、相談の動機としても自然です。
紹介されないようにすること
ハローワークの職業相談を手短に済ませるなら、職業相談の最初に「この場で決めるつもりはない。家でじっくり検討するつもり。」と伝えておくのがコツです。
この職業相談の場で決めるつもりがなければ、相談員も紹介する理由が無くなります。
それでも、もし空気の読めない相談員から「この会社の紹介状を出しますね。」とか「この会社に応募してみますか?」などと言われても、

それは結構です。
と、キッパリお断りして大丈夫です。
職業相談 申告書の記入例
- 求職活動の方法:(ア)
- 活動日:職業相談をした日付
- 利用した機関の名称:職業相談をしたハローワーク・出先機関名称
- 求職活動の内容:「職業相談」
失業保険の認定前日までに職業相談していれば、求職活動実績にできます。
2回の職業相談を申告する場合は、2つ並べて記入します。
職業相談が認定に間に合わない場合
職業相談を実績にできるのは1日に1回分なので、失業認定まで時間的余裕がない場合は職業相談では間に合いません。
時間がなくて急ぐときは、転職サイトの求人に応募して実績作りする方法があります。1社への応募が求職活動実績1回分になります。
転職サイトで応募して実績作りする方法はこちらの記事で解説しています。

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- 職業相談はハローワークの求職活動の1つであり、必ず実績になる。
- 職業相談が短時間で済む方法は、求人票の応募人数を聞くこと。
- 職業相談のコツは、自身の職歴にちかい求人票を選ぶ。紹介状を出されないようにする。
- 紹介状(または面談)を辞退しても実績になる。
- 職業相談が認定に間に合わない場合は、転職サイトで実績作りする方法がある。
- 求職活動実績は職業相談に限らず、転職サイトで求人に応募する方法や、セミナーを受講する方法でも実績にできる。