転職サイトが実施するオンラインセミナーを受講すると求職活動実績になります。
失業認定のときに、1回のセミナー受講を求職活動実績1回分として申告できます。
オンラインセミナーなら家にいながらWebで受講して実績にできるし、なにより応募や面接をしなくて済むのが楽ちんです。
この記事では、オンラインセミナーで求職活動実績にする方法を解説します。失業認定申告書の記入例も掲載しておきます。
お急ぎの場合は、こちらのページで求職活動実績に利用できるセミナーが詳しく案内されています。
目次
オンラインセミナーで求職活動実績
◎ 失業の認定における求職活動実績となるもの
(3) 許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者)が実施するもの
求職申込み、職業相談、職業紹介、求職活動方法等を指導するセミナー
東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』
セミナーの受講が求職活動実績になることは、『雇用保険受給資格者のしおり』にも書かれているとおりです。
「民間事業者」とは、いわゆる転職サイトのことです。転職サイトが実施している「求職活動方法等を指導するセミナー」を受講すれば求職活動実績になるということが書かれているわけです。
「転職セミナー」などのことです。
民間事業者のセミナー受講方法
- 転職サイトに無料登録する。
- ログイン後にセミナーの案内ページから申込みする。
- セミナー実施日にセミナーを受講する。
- 失業認定申告書に「セミナーを受講」と記入する。
民間事業者のセミナーを受けるには、転職サイトに利用登録(無料)する必要があります。
セミナーの案内ページには、今後に実施予定のセミナーが掲載されているので、興味のあるセミナーを見つけたら申込みしてみると良いでしょう。
失業認定が近づいてから求職活動をしがちになりますが、セミナーは日程が決まっているため受講が失業認定に間に合わないことがあります。
早めに転職サイトに登録して、セミナーの受講を済ませてしまえば、失業認定までのんびりと過ごせて安心です。
オンラインセミナーの参加証明書
オンラインセミナーを受講すると、参加証明書を出してくれる転職サイトがあります。参加証明書があると、求職活動実績を申告しやすくなります。
せっかくセミナーを受講するなら、参加証明書を送ってくれるところが安心です。プリントすれば、失業認定でも提出しやすいでしょう。
参加案内のメールしか送ってくれない転職サイトもありますが、実績を証明するのにはやや不安です。できれば参加証明書を送ってくれる転職サイトを利用するのが良いでしょう。
「このイベントへの参加は求職活動の実績になります」
「このイベントへの参加は求職活動の実績になります」という文言は、転職サイトdodaのセミナーページに書かれていたものです。
現在、この文言は見られませんが、dodaのセミナーは受講すると求職活動になります。
受講が完了するとメールで参加証明書を送ってもらえます。
dodaのセミナーについては、こちらのページに詳しく書かれています。
失業認定申告書の記入例
ア 求職活動をした
- 求職活動の方法:(イ)
- 活動日:セミナーを受講した日付
- 利用した機関の名称:セミナーを受講した転職サイト
- 求職活動の内容:セミナー受講「セミナーのタイトル」
オンラインセミナーのタイトルまで記入しておくと認定のときに信用を得やすいです。
求職活動実績になるのはwebセミナーだけじゃない
転職サイトが実施するセミナーは、家にいながらWebで受講して求職活動実績にできる点が便利です。
Webを利用して求職活動実績にできるのはセミナーだけではなく、求人に応募した場合も求職活動実績になります。1社への応募を求職活動実績1回分として申告できます。
2社に応募すれば求職活動実績2回分になるので、1日で2回分の求職活動をつくれる唯一の方法です。
失業認定まで時間がない人は、Webで求人に応募する方法が良いでしょう。
まとめ
- セミナーの受講が求職活動実績になることは、『雇用保険受給資格者のしおり』にも書かれているとおり。
- 「民間事業者」とは、いわゆる転職サイトのこと。転職サイトが実施している「求職活動方法等を指導するセミナー」を受講すれば求職活動実績になる。
- 民間事業者のセミナーを受けるには、転職サイトに利用登録(無料)して、セミナーの案内ページから申込してから受講する流れとなる。
- セミナーは日程が決まっているため受講が失業認定に間に合わないことがある。早めに転職サイトに登録して、セミナーの受講を済ませてしまえば、失業認定までのんびりと過ごせて安心。
- 「このイベントへの参加は求職活動の実績になります」という文言は、転職サイトdodaのセミナーページに書かれていたもの。現在、この文言は見られませんが、dodaのセミナーは受講すると求職活動になる。