失業保険を受給するためには毎月２回の求職活動実績が必要です。
でも、
みんな就職活動するふりしてるんじゃないの？
という疑問も湧いてくるものです。
私も毎月「どうやって求職活動実績をつくろうか。」と頭を悩ませていました。
じつは、応募や面接をしないで求職活動する方法があります。
就職活動のふりして実績をつくれるんですね。すごい！
この記事では、就職活動するふりして失業保険をもらう方法について解説します。
就職活動のふりは2種類
- 就職活動したふり
- 就職活動するふり
就職活動のふりには、上の２つがあります。
就職活動したふりはアウト。
でも、就職活動するふりはセーフです。
就職活動するふりのやり方を知っている人は、ふりであっても正しく失業保険をもらうことができるわけです。
就職活動したふりはアウト
求職活動の実績がないにもかかわらず、その実績について事実と異なる申告をしたとき。
東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』
就職活動したふりして、実際にはやってない就職活動を失業認定で申告するのはアウトです。
実際にはやってない就職活動を失業認定申告に記入して、失業手当を受給すると処罰されます。
就職活動するふりはセーフ
失業給付を受けるためには「積極的に就職しようとする気持ち」があり…
東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』
就職活動するふりだったとしても、実際に活動して、それを申告すればセーフです。
失業手当の受給には、毎月の失業認定で求職活動実績2回分を申告する必要があります。
これは、求職活動を2回やったことが「積極的に就職しようとする気持ち」の証明になるということです。
ハローワークは、「求職活動を毎月2回もやっているくらいなら積極的」と見てくれるわけですね。
求職活動実績はふりでも良い
上の画像は私の雇用保険受給資格者証です。【求職活動実績確認欄】に、相談 セミナー 紹介 職業相談 などの印字が見えると思います。（字が小さいのでスマホの方は拡大してご覧ください）
ハローワークの求職活動には、次の3つがあります。
- 職業相談
- 職業訓練の相談
- セミナ－
これらの活動を1回すると、ハローワーク公認の求職活動1回分になります。
相談やセミナーは、応募や面接をしなくても良い求職活動になります。
応募や面接までしなくても良い
「ハローワークで仕事紹介してもらって、応募して面接して就職活動らしいことをすれば求職活動実績になる。」と誤解している人も多いです。
でも、面接までしなくても求職活動実績になります。
「自分が納得いくように求職活動したい。」という求職者の立場を、ハローワークも当然わかっています。
それで、ハローワークは職業相談やセミナーなどの求職活動を用意してくれているわけです。
これが、就職活動のふりでも良いという理由です。
失業保険もらうための求職活動
- 「求職活動方法等を指導するセミナーは求職活動実績となる。」と雇用保険受給資格者のしおりに記載されている。
- そのセミナーは転職サイトが実施している。
- セミナーは選考や面接を必要としないので、求職活動のふりするまでもなく実績をつくれる。
失業保険もらうための求職活動をすることに、なんか後ろめたさを感じる人もいるかもしれません。
求職活動のふりをするまでもなく、求職活動実績をつくる方法があります。
それは、転職サイトのセミナーを受講する方法です。
転職サイトのセミナーを受講すれば、1回の受講が求職活動実績1回分になります。
セミナーはけっこう頻繁に実施されているので、毎月の求職活動実績をつくるときにかなり便利です。
まとめ
- 就職活動したふりはアウト。就職活動したように見せかけて失業保険をもらうと不正となり、罰せられる。
- 就職活動するふりはセーフ。就職活動するふりでも失業保険をもらうことができる正しい求職活動の方法がある。
- ハローワークの求職活動なら、求職活動するふりであっても実績になり、正しく失業保険をもらえる。
- 転職サイトのセミナーを受講する方法なら、応募や面接をしなくて済むので気楽に求職活動実績をつくれる。