仕事を辞めたことだし、どうせなら失業保険もらってしばらくゆっくりしたい。
というのが、失業保険をもらう人の本音でしょう。私もそうでした。
いままで満員電車を我慢して通勤し、遅くまで残業して、けっこう疲れる日々を過ごしてきたわけです。
こんなにゆっくりできる機会は、人生のなかでもそんなに無いはず。
失業保険をもらいながらしばらくゆっくりできる方法は、毎月2回の求職活動をおこなって失業認定してもらい続けること。
この記事では、失業保険をもらってしばらくゆっくりする方法について解説します。
失業保険でゆっくりしたい
- 失業保険でゆっくりしたいというのは別に悪いことじゃない。
- 失業保険でゆっくりしたいなら毎月ちゃんと失業認定してもらうこと。
- 失業認定のために毎月2回の求職活動をしていかなければならない。
「失業保険をもらってゆっくりしたい。」
仕事を辞めた人は、多くの人がこう思うものです。別に悪いことじゃありません。
毎朝の通勤から解放されて、イヤな上司とサヨナラしたんだし、何にもしばられない自由な時間を楽しみたいものです。
失業保険でゆっくりしたいと思うことは、別に悪いことではありません。毎月の失業認定のときに就職活動したことを申告する必要があるので、失業保険の受給中であっても就職活動をしなければなりません。
毎月の失業認定で、就職活動を2回おこなったことを申告すれば、失業保険をもらいつづけていくことができます。
失業保険でゆっくりしたいなら、毎月ちゃんと失業認定してもらえばよいというだけのことなのです。
しばらくゆっくりする方法
- 毎月ちゃんと失業認定してもらうこと。
- 失業認定期間に2回の求職活動をすること。
- 就職しないように求職活動するのがコツ。
失業保険でしばらくゆっくりするには、毎月ちゃんと失業認定し続けていくこと。
失業認定では、失業認定期間(前回認定日~今回認定日)に2回の求職活動を申告しなければなりません。
失業保険をもらいながらしばらくゆっくりする方法とは、2回の求職活動をコンスタントに続けて行くこと。
しかし、毎月のように2回も求職活動を続けていると、就職先が見つかってしまいそうです。
失業保険でしばらくゆっくりするには、就職しないように求職活動する必要があるわけです。
就職しないように求職活動する方法
就職しないように求職活動する方法は、転職サイトを利用することです。
ハローワークに行って仕事紹介してもらって面接すれば求職活動実績になると思っている人は多いかもしれません。
しかし、転職サイトから求人に応募したり、転職サイトが実施しているセミナーを受講しても求職活動実績になります。
応募とかセミナーでも求職活動実績なるんですね。
雇用保険受給資格者のしおりに、ちゃんと書いてあります。
転職サイトで応募する方法なら、1社に応募した時点で求職活動実績1回分にできます。2社に応募すれば一気に2回分の実績になります。
求人に応募できる転職サイトは少ないですが、あるにはあります。
転職サイトのなかでプロフィール(履歴書・職務経歴書)を作成して、求人ページから送信すれば応募が完了します。この応募が完了した時点で求職活動実績になります。
ただ、応募したあとで選考が進んでいったときに、「やっぱり辞めたい。」と思ったら選考を取り止める旨を企業に連絡しなければなりません。
応募したあとでやっぱり辞めたい場合でも実績になるの?
選考を取り止めた場合でも、応募した時点で実績になっています。
転職サイトでセミナーを受講する方法なら1回のセミナー受講が求職活動実績1回分になります。セミナーなら、応募や面接をする必要がないので気楽です。
あまり知られていないですが、就職活動の方法やアドバイスを受けられるセミナーも実績になります。
セミナーを実施している転職サイトに登録して、セミナー情報ページから申込みします。するとセミナーの受講案内が届くので、開催日に受講し終えた時点で求職活動実績になります。
セミナーなら、就職活動しなくても実績になりますね。
セミナーは事前に申込みが必要なので、早めにスケジュールを確認しておくと良いです。
失業保険もらってゆっくりできる
失業保険の給付日数が90日の場合
- 自己都合の場合は、すべて支給し終わるまで約6ヵ月。
- 会社都合の場合は、すべて支給し終わるまで約4ヵ月。
失業保険をもらってゆっくりできる期間というのは、その人の退職理由や給付日数によって違ってきます。
自己都合の場合は給付制限があるため、失業手当の支給期間がその分だけ長くなります。
また、給付日数が長ければ、失業保険をもらってゆっくりできる期間はさらに長くなります。
もっとも短い給付日数は90日です。自己都合の場合は、支給満了まで約6ヵ月ゆっくりできることになります。
失業保険でのんびり過ごす
- 給付制限のある自己都合のほうがのんびりできるが、給付制限のあいだを凌ぐための貯蓄が必要。
- 失業認定のために求職活動をしなければならないので、実際はのんびり気分でもない。
- 早めに求職活動実績をつくってしまえば、あとは失業認定までのんびりできる。
失業保険でのんびり過ごすなら、給付制限のある自己都合のほうが向いています。
給付制限のあいだの生活費を、貯蓄からやりくりしていくことになります。ある程度の貯金がある人なら、のんびり過ごせるでしょう。
給付制限の無い人や、給付制限が明けた後は、毎月の失業認定で2回の求職活動を申告しなければなりません。
この2回の求職活動を続けて行くのが、けっこう大変だったりします。
自己都合なら結構のんびり過ごせる
自己都合で仕事を辞めると、2ヵ月間の給付制限があり、実際に支給されるのは受給資格決定から約3ヵ月後になります。
失業手当の支給がはじまるまでの3ヵ月間をなんとか凌いでいくことができれば、自己都合の人は結構のんびり過ごせるでしょう。
給付制限のあいだにも求職活動をする必要があります。ただ、自主的におこなわなければならない求職活動は1回です。
早めに転職サイトに登録しておいて、セミナーを受講する方法で求職活動するのが効率的です。
失業手当の支給満了まで求職活動を続けていくことになりますが、転職サイトを上手に利用すれば、それほど悩ましいことではありません。
まとめ
- 仕事を辞めた人は、多くの人がこう思うものです。別に悪いことじゃない。
- 失業保険でしばらくゆっくりするには、毎月ちゃんと失業認定し続けていくこと。
- 就職しないように求職活動する方法は、転職サイトを利用すること。
- 転職サイトから求人に応募したり、転職サイトが実施しているセミナーを受講しても求職活動実績になる。
- 失業保険でのんびり過ごすなら、給付制限のある自己都合のほうが向いている。
- 転職サイトでセミナーを受講する方法なら1回のセミナー受講が求職活動実績1回分になる。セミナーなら、応募や面接をする必要がないので気楽。