初回の失業手当はいつ振り込まれて何日分でいくらかを解説

失業保険を受給するとき、手当がいつ振り込まれるのかは気になるところ。

失業手当が入ってくるまで生活できるかな…

とは、誰もが思うことでしょう。

  • 会社都合の最初の振込みは、受給資格決定日から約1ヵ月後。
  • 自己都合の最初の振込みは、受給資格決定日から約3ヵ月後。
  • 初回にいくらもらえるかの目安は、いままでの給与の1/4くらい。

この記事では、失業手当がいつ振り込まれるのか、振り込まれる金額と回数について解説します。

失業保険を振り込んでもらうためには、失業認定で求職活動を申告していく必要があります。セミナーを受講する方法でも実績になります。応募や面接がいらないので気楽です。
    失業認定日は何をする?何を聞かれる?【持ち物と所要時間】

    失業手当はいつ振り込まれるのか

    • 会社都合の場合は、最初の失業認定のあとに振り込まれる。
    • 自己都合の場合は、給付制限が明けた2回目の失業認定のあとに振り込まれる。

    失業手当がいつ振り込まれるのかは、退職理由によって違います。

    会社都合の場合は、最初の失業認定のあと1週間以内に振り込まれます。

    自己都合の場合は、給付制限明けの2回目の失業認定のあと1週間以内に振り込まれます。

    ※「失業認定のあと、いつ振り込まれるか」を詳しく知りたい場合はこちらの記事で解説しています。

    失業保険はいつからもらえるのか

    • 会社都合は、受給資格決定日から約1ヵ月後からもらえる。
    • 自己都合は、受給資格決定日から約3ヵ月後からもらえる。

    失業保険はいつからもらえるのかというのは、退職理由によって違いがあります。

    会社都合はの場合は受給資格決定日から約1ヵ月後です。おもに、退職する準備ができなかった人への給付は早くおこなわれる仕組みになっています。

    自己都合の場合は給付制限があるため、支給されるのが遅くなります。受給資格決定日から約3ヵ月後です。

    自分から辞める人は、それなりに準備しているだろうということです。

    いや…、貯金なんて全然ないですよ。

    自己都合退職の場合

    失業保険(失業手当)の自己都合の振込日を示す画像

    自己都合の場合は給付制限があるため、最初の振込は給付制限明けの失業認定のあとになります。

    給付制限のそれ自体は2ヵ月間なのですが、そのあとの失業認定まで2週間くらい空くため、最初の振込はさらにあとになってしまいます。

    結局、最初の振込みは約3ヵ月後になります。

    いつまでもらえるのか

    • 失業手当をいつまでもらえるのかは、その人の給付日数による。
    • 就職すると、その時点で支給が終わる。
    • 失業保険の受給期間は、離職日から1年間。

    失業手当はいつまでもらえるのかは、その人の給付日数によります。

    失業手当は28日(4週間)ごとに、28日分の手当をまとめて支給されます。その人の給付日数を消化するまでもらうことができる仕組みです。

    給付日数が多ければ、就職しないかぎり長くもらっていけます。

    自己都合の場合は給付制限があるので、その分の支給開始が遅れますが、長くもらっていけます。

    ただし、失業保険の受給期間は離職日から1年間となっています。給付日数が残っていても、1年を過ぎた分から消滅していきます。

    失業保険の初回はいくらなのか

    • 失業保険の初回の振込み額は、月給の1/4くらい。
    • 初回に何日分の振込がされるかは、自己都合の場合は約2週間分、会社都合の場合は約3週間分。

    失業保険の初回にいくら振込みされるかは、人によって月給が違うため一概には言えません。

    目安としては、月給の1/4くらいと見ておくと良いでしょう。

    給料のたった1/4ですか。

    毎月の失業手当の目安は月給の半分くらいですが、初回は2週間分なので1/4くらいになっちゃうのです。

    失業保険の初回は何日分か

    失業保険の初回は何日分かというのは、ハローワークが最初の失業認定をどこに設定してくるかで変わってきます。人によって違うわけです。

    目安としては、会社都合なら約20日分くらい、自己都合なら約15日分くらいということになります。

    基本手当日額にこの日数分をかけた金額が、最初の振り込み額になります。

    基本手当日額

    基本手当日額は、雇用保険受給資格者証の19番に記載されています。前職の平均的な月給に基づいて算出されます。当然、人によって違います。

    振込金額のだいたいの目安は、前職の給与の半額くらいです。

    基本手当日額の算出については、こちらの記事で解説しています。

    初回が少ないのはなぜ

    失業保険の最初の振込み額は少ないです。その理由は、待期(受給資格決定日から7日間)分が含まれないからです。

    自己都合の場合の最初の振込み額は、さらに少ないです。

    給付制限と認定間隔にズレがあるため、給付制限明けの認定対象期間がさらに短くなり、最初の振込はだいたい2週間分の日数分となります。

    失業手当の支給額は基本的に認定対象期間の28日分ですが、最初の認定対象期間は待期明けからとなるため、その分だけ少なくなります。

    まとめ

    • 社都合の場合は、最初の失業認定のあと1週間以内に振り込まれる。受給資格決定日から約1ヵ月後。
    • 自己都合の場合は、給付制限明けの2回目の失業認定のあと1週間以内に振り込まれる。受給資格決定日から約3ヵ月後。
    • 失業手当は28日(4週間)ごとに、28日分の手当をまとめて支給されます。その人の給付日数を消化するまでもらうことができる仕組み。
    • 失業保険の初回にいくら振込みされるかの目安としては、月給の1/4くらいと見ておくと良い。
    • 失業保険の初回は何日分かというのは、ハローワークが最初の失業認定をどこに設定してくるかで変わってくる。目安としては、会社都合なら約20日分くらい、自己都合なら約15日分くらい。
    • 失業保険の最初の振込み額は少ないです。その理由は、待期(受給資格決定日から7日間)分が含まれないから。
    • 失業保険を毎回ちゃんと振り込んでもらうためには、失業認定で求職活動実績を申告していく必要がある。セミナーを受講する方法なら、応募や面接がいらないので気楽

    FAQ

    • 初回の失業手当はいつ、いくら振り込まれる?

      会社都合なら受給資格決定日から約1ヵ月後、自己都合の場合は受給資格決定日から約3ヵ月後の失業認定のあと1週間以内に振り込まれます。目安は前職の給与の四分の一くらいです。