失業保険を満額もらう方法【全額もらい切るテクニック】

失業保険は月給のように支給されますが、じつは前職の給与から算定された日額が28日分づつ支給されています。

毎月28日分づつの支給を繰り返しながら、給付日数分を全額もらえば満額受給できるというわけです。

しかし、失業保険を支給してもらうには、毎月の失業認定で「就職する意思がある」ことを示す必要があります。これが求職活動実績2回のノルマです。

この記事では、求職活動ノルマを達成していくためのテクニックを紹介します。

たとえば、転職サイトのセミナーを受講する方法なら1回の受講が1回分の実績になります。セミナーは、わざわざ応募や面接をしなくて済む最良のテクニックと言えます。
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失業保険を満額もらう方法

  • 毎月2回の就職活動ノルマを達成して失業認定してもらう。
  • 失業認定を乗り越えながら、給付日数の限界まで失業手当を支給してもらう。

    失業保険の給付中は、毎月のように失業認定を受けることになります。失業認定では、就職活動を2回おこなったことをハローワークに申告しなければなりません。

    そのため、失業保険を満額受給するには、就職活動をおこないながら毎月の失業認定を乗り越えて、給付日数の限界まで失業手当を支給してもらう計画性が必要です。

    給付日数

    失業保険が支給される日数のこと。正しくは「所定給付日数」と言う。給付日数は、雇用保険加入期間に応じて算定され、もっとも短い場合で90日の給付日数となる。

    失業保険を満額もらうには、毎月2回の就職活動ノルマをどうやって達成するかがカギになります。

    失業保険を満額もらいたい

    • 毎月の失業認定で2回の求職活動実績を申告すること。
    • 自己都合の場合は給付制限の期間を乗り切ること。
    • 就職しないように求職活動すること。

    失業保険を満額受け取るためには、毎月の失業認定で2回の求職活動実績を申告しなければなりません。いわゆる就職活動ノルマです。

    これがけっこう大変で、すでに失業認定を経験したことがある人なら嫌気が差していることでしょう。

    自己都合の場合は、さらに給付制限期間(2ヵ月間)をなんとかして乗り切らなければなりません。この給付制限期間にも求職活動をする必要があります。

    「毎月2回も就職活動したら、いつか就職しちゃうから満額もらえないじゃん…」

    失業保険を満額もらいたいけど、失業認定のために就職活動しなきゃならない。というところが、満額受給のジレンマと言えます。

    失業保険を満額もらいたいなら、就職しないように、できるだけ選考に巻き込まれないように就職活動をしていくのがコツです。

    これには知っておくと便利なテクニックがあります。

    失業保険をもらい切るには

    • ハローワーク職業相談を利用する
    • 求人サイトで応募する
    • 転職セミナーを受講する

    失業保険をもらい切るには、できるだけ就職しないように求職活動実績をつくるのがコツです。そのテクニックには上のような方法があります。

    ハローワーク職業相談

    ハローワークで仕事を紹介してもらって面接すれば実績になる。と思い込んでいる人は多いです。

    でも、ハローワークで職業相談をした時点で、1回の相談が1回分の実績になっています。

    ハローワークで職業相談すると、雇用保険受給資格者証にスタンプを押してもらえます。そのスタンプが求職活動実績1回分を証明するものになります。

    ただ、ハローワークで職業相談すると、どうしても話の流れで仕事紹介になりがちなのが面倒くさいところです。

    仕事を紹介されると、その会社に応募したり面接したり…選考に巻き込まれてしまいます。

    なので、仕事を紹介されそうになったらキッパリ断るのが職業相談のコツと言えます。

    求人サイトで応募

    求人が掲載されている求人サイトで、プロフィールを送信するかたちで応募すれば求職活動実績になります。

    この場合、1社への応募が求職活動実績1回分になります。

    応募は、サイト内で作成できるプロフィール(履歴書・職務経歴書)を求人ページから送信するだけなので、方法としては手軽です。

    2社にプロフィールを送信すれば、一気に2回分の求職活動実績をつくれるのが利点です。

    もし、失業認定まで時間がないときは、求人サイトで求人に応募する方法が良いでしょう。

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    転職セミナーを受講

    転職に関する内容のセミナーを受講すると求職活動実績になることは、あまり知られていません。

    じつは、転職セミナーを1回受講すると求職活動実績1回分になります。

    セミナーの日程にもよりますが、申込みしてから即日~数日で受講できます。

    セミナーなら応募や面接をしなくて済むので、求職活動実績をつくる最良の方法と言えるでしょう。

    失業保険をもらい切るつもりなら、転職サイトのセミナーを受講する方法がもっとも気楽な方法です。

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    満額もらうのにかかる期間

    • 自己都合の場合:給付制限期間 + 給付日数
    • 会社都合の場合:給付日数

    失業保険を満額もらうのにかかる期間は、退職理由や給付日数によって違ってきます。

    給付日数が90日を例にすると、期間の目安は次のようになります。

    • 自己都合の場合:給付制限2ヵ月 + 90日 = 約6ヵ月間
    • 会社都合の場合:90日 = 約4ヵ月間

    「え?」

    と思うかもしれません。自己都合の場合は給付制限が2ヵ月間ですが、そのあとの失業認定を経て支給となるため、実質的には3ヵ月後に最初の支給となります。

    そのため、満額もらうのにかかる期間は約6ヵ月ほどかかることになります。

      まとめ

      • 失業保険は、毎月28日分づつの支給を繰り返しながら、給付日数分を全額もらえば満額受給できる。
      • 失業保険を満額受給するには、就職活動をおこないながら毎月の失業認定を乗り越えて、給付日数の限界まで失業手当を支給してもらう計画性が必要。
      • 失業保険を満額もらいたいなら、就職しないように、できるだけ選考に巻き込まれないように就職活動をしていくのがコツ。
      • 転職サイトのセミナーを受講する方法なら1回の受講が1回分の実績になる。セミナーは、わざわざ応募や面接をしなくて済む最良のテクニック