失業保険で給付制限中おすすめバイト【安全なのはUberEatsなど出前配達】

失業保険受給中、とくに給付制限のあいだにバイトして生活費にしたい。

と思う人は多いはずです。

失業保険をもらいながらバイト(アルバイト)をすることは認められています。ただ、失業認定のときにハローワークへ正直に申告しなければなりません。

また、稼ぎすぎるバイトをやってしまうと、その労働日の分の失業手当がカットされてしまいます。

そのため、失業保険受給中にバイトをするなら、勤務時間を自分で調整できて、稼ぎ過ぎないように働けるUberEatsなどの出前配達が最適です。

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失業保険のバイトおすすめ

  • 勤務時間を自分で調整できる。
  • 稼ぎを自分で調整できる。
  • 辞めたいときにすぐ辞められる。

失業保険を受給中のバイトでおすすめなのは、勤務時間の調整や稼ぎ具合を自分で調整できるバイトです。

失業手当をもらうことができるのは当然、失業中の人であり、基本的に労働することは認められていません。

ただ、労働(バイト)の稼ぎがそれほど多くなければ、失業手当をもらいながら働くことが可能です。失業手当も支給されます。

自己都合で辞めた場合は給付制限があり、失業手当が実際に支給されるまで約3ヵ月ほどかかります。この給付制限にバイトして生活費にしたいという人は多いでしょう。

働きたいときに働けて、どのくらい稼ぐかを自分で決められるバイトがおすすめです。

また、辞めたいときにすぐ辞められることも重要です。

自分のさじ加減で自由に働けるバイト。それが失業保険受給中におすすめできるバイトというわけです。

給付制限のおすすめバイト

  • 単発・イベント
  • クラウドソーシング
  • 出前配達(UberEats など)

自己都合で辞めた場合は給付制限があるため、失業手当が実際に支給されるまで約3ヵ月ほどかかります。

この期間をなんとか乗り切って、どうにか失業手当をもらいたい。と思う人におすすめするバイトは、上のような自分のさじ加減で働けるバイトが適しています。

単発・イベント

  • スキルは必要なし。
  • 登録者同士の取り合いになる。
  • 現場作業や引っ越しなど労働がキツイ。

単発のバイト、イベントのバイトは、1回ごとに募集されるバイトなので、失業保険をもらいながらのバイトに向いています。

単発バイトを募集しているサイトやアプリで探してみると良いでしょう。

私がやってみた単発バイトは、イベント会場の設営スタッフでした。これがけっこう重労働だし、万年フリーターみたいな奴にアゴで使われるし。日銭は1万円くらい稼げたけど、その日の分の失業手当はカットされてしまったので、正直「割に合わないな」と感じました。その後は二度とやりませんでした。

クラウドソーシング

  • 何らかのスキルが必要になる。
  • 高単価の案件は実績がないと受注できない。
  • 受注できれば働き方は自分次第。

クラウドソーシングで仕事を受注できれば、その都度、バイト感覚で労働することができます。

とくにウェブ系、デザイン系のスキルを持っている人は、クラウドソーシングを見てみると良いでしょう。

私はウェブ系のスキルがあるので、クラウドソーシングに挑戦してみました。高単価の案件もたくさんあったのですが、そういう案件は応募者が多く、受注に成功しているのはクラウドソーシングサイトで実績を積んでいるベテラン勢。私が受注できたのは、低単価の単純作業だけでした。実績を作るまでに時間がかかることがわかり、断念しました。

出前配達

  • スキルは必要なし。
  • 単価は低いが、どのくらい稼ぐかを調整しやすい。
  • 自転車かバイクを持っていること。

UberEats などの出前配達は、1回の配達ごとに稼げて、それほど単価が高くないので自分で調整しやすい働き方ができます。

その日の生活費を稼ぐ。くらいの働き方ができるので、失業保険の受給中にピッタリの働き方と言えます。

私はUberEats に登録しっぱなしにしています。失業保険の受給中に、ちょっと時間があるときにサクッと働けるので便利でした。エリアや時間帯によっては取り合いになりましたが、そういう時はゴロゴロしながら待っていれば良いだけです。稼ぎは1日数千円くらいでしたが、失業手当がカットされることもなく、失業中にピッタリの働き方だと思いました。

おすすめしないバイト

  • 勤務シフトを組まれるバイト
  • 1日の稼ぎが多すぎるバイト
  • すぐに辞めることができないバイト

失業保険受給中のバイトでおすすめしないのは、自分で働き方や稼ぎ方を調整できないバイトです。

仕事が決まったときに、すぐに辞めることができないバイトというのも、選ぶべきではないでしょう。

勤務シフトを組まれるバイト

飲食店、コンビニなどの接客・サービス業は、バイトの募集が多いため見つけやすいバイトでしょう。

ただ、これらのバイトはある程度の出勤日数が求められ、シフトを組まれてしまいます。

バイトのシフトは基本的にギリギリの人数で組まれるため、バイト仲間の誰かが欠けると「人が足りないからもう少し出てくれないかな」と頼まれることもしばしば。

「失業保険をもらっているので、あまり働けないです。」とは絶対に言えないし、なかなか断りにくいものです。

接客・サービス業は、基本的に働き方の調整を自分ではできないことを覚悟しておいた方が良いでしょう。シフトが週4になったり週20時間を超えると、失業保険の受給資格が無くなることがあります。

1日の稼ぎが多すぎるバイト

ホスト、ホステス、チャットレディなどの夜型の仕事は稼ぎやすいですが、1日の稼ぎが多すぎます。

1日の稼ぎが多すぎると、その働いた日数分の失業手当がカットされてしまいます。

チャットレディの場合は、1日の最低補償金額が5千円とか8千円とか決められているところもあります。

こうなると、「失業手当をもらいながらバイトしている」というより、「失業手当はあきらめて本業になっている」といった状態と言えます。

1日の稼ぎが多すぎるバイトは、失業手当がカットされて支給金額が少なくなってしまうことになります。

すぐ辞めることができないバイト

アルバイトは入職しやすく、辞めやすいイメージがあるものですが、シフトを組まれるとすぐに辞めにくいのが実情です。

せっかく仕事が決まったのに、バイト先の店長から「そんなすぐに辞められないよ。1ヵ月前には言ってくれないと。」と言われてめ事になってしまいます。

すぐに辞めることができないバイトは、失業保険受給中のバイトにはおすすめできません。

失業保険受給中のバイトは、そもそも働く日、働く時間を自分が決めることができるバイトにしておくべきなのです。

まとめ

  • 失業保険を受給中のバイトでおすすめなのは、勤務時間の調整や稼ぎ具合を自分で調整できるバイト。
  • 自己都合で辞めた場合は給付制限がある。単発・イベント、クラウドソーシング、出前配達(UberEats など)、自分のさじ加減で働けるバイトが適している。
  • 失業保険受給中のバイトでおすすめしないのは、自分で働き方や稼ぎ方を調整できないバイト。
  • 失業保険受給中にバイトをするなら、勤務時間を自分で調整できて、稼ぎ過ぎないように働けるUberEatsなどの出前配達が最適。