ハロワ年末年始の休みで認定日が1週間前倒し【支給は3週分】

認定日がハローワークの年末年始の休みに当たると、そのハローワークの判断で認定日が前倒しされることがあります。

  • 年末の認定対象期間が3週間になり、失業手当も3週間分が支給される。
  • 年始の認定対象期間が5週間になり、失業手当も5週間分が支給される。

年末年始はハローワークが休みになるため求職活動しにくくなります。年明けすぐに失業認定がある人は、年内のうちに求職活動を済ませておくとスッキリした気分で年越しができます。

年末年始の休みに入るまえに、転職サイトのセミナーに申込みしておくと良いでしょう。1月分のセミナーの定員は年始にすぐ埋まっていきます。セミナー受講も1回分の実績になります。応募や面接がいらないので気楽です。
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ハロワの年末年始の休み

  • ハローワークの年末年始の休みは12月29日~1月3日。
  • この期間に失業認定がある場合は前週に前倒しされる。
  • 金融機関が休みに入る前に、前倒しした3週分(21日分)が支給される。

ハローワークの年末年始の休みは、民間の一般的な休みと同じく12月29日から1月3日までとなります。

年末年始の休みの影響は認定日にも及びます。失業認定が年末年始に当たる場合は前週に前倒しされます。

ハロワの年末年始の営業日

  • 年末は12月28日まで。週末に重なった場合はその前の平日まで。
  • 年始は1月4日から。週末に重なった場合はその次の平日から。

ハローワークは年末年始に休みとなりますが、営業を開始するのは一般的に1月4日からとなります。

ハローワークで求職活動しておきたい人は、早めに行動しておいた方が良いでしょう。

年末年始の休みの間に求職活動実績をつくるなら、求人サイトで求人に応募する方法が手っ取り早いです。応募した時点で実績になるし、2社に応募すれば一気に2回分の求職活動実績にできます。

年末年始の認定日

ハローワークの休みによる年末年始の認定日の前倒しを示す画像

認定日が年末年始に重なると、その前週に認定日が設定されます。つまり、年末年始の前の認定対象期間が3週間になるということです。

前倒しされる理由は、金融機関が年末年始に営業しないことにより、ハローワークが失業手当を支給できなくなるからです。

認定日の前倒しによって、支給される失業手当は次のようになります。

  • 年末の支給:3週分(21日分)
  • 年始の支給:5週分(35日分)

認定日の4週(28日)間隔をできるだけ崩さないように、認定日と認定対象期間が調整されるイメージです。

年末の失業手当は3週分

認定日が年末年始の休みに当たる場合、認定日が前倒しされて12月の認定対象期間が3週間になります。

そのため、支給される失業手当も3週分(21日分)となります。

年末年始に認定日が当たることがわかっている場合は、早めに求職活動して実績をつくっておくと良いでしょう。

年始の失業手当は5週分

年末の認定対象期間が3週間になると、1月の認定対象期間は5週間になります。

年末の支給が少なかった分、年始の支給は多くなります。

必要な求職活動実績は2回で変わりありません。ただ、年始は求職活動実績をつくろうとする人がハローワークに殺到するので、求職活動は早めにおこなっておいたほうが良いでしょう。

転職サイトのセミナーを受講する方法でも求職活動実績にできます。年始のセミナーは年明けから申込みが急増します。もしセミナー受講で実績をつくりたいなら、年内に申込みを済ませておくのが賢明です。

ハロワの年末年始の混雑状況

  • 年末のハローワークの混雑はクリスマス前まで。
  • 失業している人は、年末の混雑を避けて早めに里帰りする人も多い。
  • 年始は、失業認定が近づいていることもあり、ハローワークは混雑する。

年末にハローワークが混雑するのは、だいたいクリスマス前までです。

クリスマス前までは、求職活動をしている人が活発に動いていますが、年末の休みが近づくと徐々に混雑はなくなります。

年始は営業開始とともに、利用者が殺到して混雑します。

年始に混雑する理由は、年末年始に求職活動ができなくて、実績をつくりたい人がハローワークに押し寄せるからです。

年末年始にのんびり過ごしていても、失業認定は近づいているよね。

年末年始に入るまえに、転職サイトのセミナーに申込みしておくと良いでしょう。年始になると申込みが殺到して受講が難しくなります。セミナーなら応募や面接がいらないので気楽です。

年末年始の求職活動実績

年末年始はハローワークが開いていないため、とにかく求職活動がしにくい状況になります。

年末年始をのんびり過ごしてしまうと、年始に慌てて求職活動する羽目になります。

しかも、年始はハローワークが混むため、さらに求職活動しにくい状況が続きます。

ハローワークではなく、転職サイトを活用して求職活動すると効率的です。

年末までにやっておきたいこと

年始の求職活動のために年末までにやっておきたいのは、セミナーの申込みです。

転職サイトが実施しているセミナーを受講することでも求職活動実績になります。1回の受講を求職活動実績1回分として申告できます。

セミナーはスケジュールが決まっており、申込みから受講まで数日の待ち時間があります。

年始のセミナーは、さらに申込みが殺到して受講しにくくなります。

セミナーで求職活動したい人は、年内に1月のセミナーに申込みを済ませておくと良いでしょう。

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年末年始の間にできる求職活動

年明けすぐに失業認定があるのに、年末年始にハローワークで求職活動できないと、これはけっこう困った状況になります。

年末年始の間に求職活動したい場合は、求人サイトで求人に応募する方法で求職活動できます。1社への応募が求職活動実績1回分になります。

求人サイトなら、年末年始は関係なく利用できます。一度プロフィールを作成してしまえば、プロフィールを使い回して何度でも応募できます。

年末年始の間に実績をつくっておきたい人は、求人サイトに無料登録してプロフィールを作成しておくと良いでしょう。

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年末年始の待期と給付制限

待期(待機期間)や給付制限が年末年始に重なっている場合でも、特に変わりなく日数が経過していきます。

待期や給付制限は、営業日や平日で数えるものではないからです。

年末年始の間に待期や給付制限が明けたとしても、その日付でスケジュールは動いていきます。

年末年始が影響するのは、認定日と失業手当の支給だけです。

まとめ

  • 認定日が年末年始に重なると、その前週に認定日が設定されます。つまり、12月の認定対象期間が3週間になる。
  • 年末の認定対象期間が3週間になった影響で、年始の認定対象期間は5週間になる。
  • ハローワークの年末年始の休みは、民間の一般的な休みと同じく12月29日から1月3日まで。
  • 年末にハローワークが混雑するのは、だいたいクリスマス前まで。年始は営業開始とともに、利用者が殺到して混雑する。
  • 年末年始はハローワークが開いていないため、とにかく求職活動がしにくい状況になる。
  • 年末年始に入るまえに、転職サイトのセミナーに申込みしておくと良い。1月分のセミナーの定員は年始にすぐ埋まっていく。
  • 待期(待機期間)や給付制限が年末年始に重なっている場合でも、特に変わりなく日数が経過していく。

FAQ

  • 認定日が年末年始に当たる場合はどうなる?

    認定日が前週に前倒しされます。そのせいで支給される手当は3週分になります。